最も効果のあった節約法は「地方移住して家賃を最小限にしたこと」でした。

 

我が家は2016年12月に、東京の大田区から高知に移住しました。

大田区に住んでいた頃は駐車場代込みで10万円ほど払っていた家賃は、移住後はちょうど1/3程度まで下がりました。

 

家賃は同居人と折半しているので、ひとりあたりの金額でみると月5万円ほど⇒1.7万円ほどにまで減っています。
毎月3万円以上の固定費削減になり、年間では40万円近くの節約に!!

※ちなみに部屋の間取りは以前と変わらず2DKの駐車場付きですが、ひとつひとつの部屋はひとまわりくらい狭いぐらいです。

 

 

地方移住でダウンシフトに成功。給料も下がりましたが、移住して本当によかったと思います

 

とはいえ、東京に住んでいた頃と同じ派遣事務の仕事をしてはいても、手取りで年間50万円ほど収入が減ってしまっています。

同じような忙しさの、同じようなお仕事をしていても、時給ベースで約7割ほどのお給料しかもらえません。

なので、いくら家賃が下がったからといって、それだけで手元に残るお金が増えたわけではありません。

ダウンシフトをして転職や地方移住などをするとどうしても給料が下がってしまうことを考えると、高知の場合、可処分所得はむしろマイナスになるケースのほうが多いようです。

(ダウンシフトとはそういうもの、と言ってしまえばそれまでですが)

 

しかし、この「毎月支払う家賃が少ない」ことの負担感の少なさは、実際に体験してみないとわからない安心感があります。

東京にいた頃は、いくら手取りの金額が今より多かったとはいえ毎月何万円もの家賃と駐車場代を払っていて、「もし仕事がなくなったら、貯金なんてあっという間に底をついて、家賃が払えなくなってしまうんだろうな」という、漠然とした不安がありました。

現在の家賃は、同居人と折半して毎月2万円にも届かないほどの金額なので、もし今すぐに仕事をやめたとしても、数ヵ月後には家を出ていかなければいけない、というような事態にはなりません。

車を手放して駐車場代が必要なくなれば、コストを更に下げることもできます。

 

 

家賃はすべての生活費の基準になる

 

また、家賃が低いことのメリットとして大きいのが、低い家賃が基準になって、生活費のすべてが下がるということ。

つまり、家賃に毎月8万円も10万円もかける生活をしていると、たとえば月2万円の外食費などは、割合としてそこまで大きなものには感じられません。
が、家賃が3万円台に下がったときの外食費2万円に対しては、「それはちょっと多いのでは……?」と気付くことができ、お金の使い方を見直すことができるようになります。

このように、生活費の中でも「家賃」はさまざまな出費の基準になり、家賃をベースとして家計全体を見通したバランス感覚が養えます。

 

私の場合、東京にいた頃は月2~3万もできればいいほうだった貯金が、高知に引っ越してきて以降は、平均して4~5万円程度のお金を残すことができています。

収入は下がっているのに貯金の額はあきらかに増えており、なおかつ生活の満足度は下がっていないので、東京に住んでいた頃は相当な金額を、必要のないものに対して使っていたのだと思います。

「東京」という場所が、さまざまな消費欲求を煽られやすい特殊な場所であるということも、大いに関係していると考えられます。

 

もちろん今の金銭感覚を保ちつつ、再び上京して収入を上げれば更に貯蓄をすることも可能ですが、もうあの毎月の「高い家賃のプレッシャー」に耐える生活はしたくないな……とも思います。
満員電車もイヤですし。

 

 

ボロアパートでも住めば都。今の家も気に入っています。

 

大田区のアパートは5階建ての5階(エレベーターなし)にあり、見晴らし・風通し・日当たりが抜群によく、家賃が高いことを除けばほぼパーフェクトに気に入っていました。

(とはいえ駐車場込み2DKで10万は、都内にしてはわりと破格だったのではないかと思います。知り合いのなかでも自分たちより安い家賃の家に住んでいる人は数えるほどでした)

 

現在住んでいるアパート(築約30年越え!)は、

  • 1階の部屋なので風通しが悪い
  • トイレが汲み取り
  • お風呂が古くて狭い
  • 耐震性がだいぶ不安……(これは東京のアパートも似たり寄ったりでしたが)

……といったデメリットがあります、が、なにせ家賃が安いことを考えれば、おおむね許容範囲に収まっています。笑

 

そんなボロアパートでも、大田区のアパートより気に入っているところもたくさんあって、

  • 大型スーパーがやたら近い
  • 徒歩圏内にTSUTAYAやドラッグストア、レストラン、外食チェーンなどがひととおり揃っている
  • 自転車圏内にスーパー銭湯がある
  • 車で5分も走れば海に出られる
  • 小さいながら専用庭がついていて、自家菜園で野菜が採れるし、生ゴミが埋められる
  • 住宅街にあり夜はとても静か、家の前を通過する車の走行音などがほとんど聞こえない
  • 郊外にあるので通勤時にほとんど渋滞しない

など、前述したデメリットを補っておつりがくるくらいの良物件に住めています。

 

 

周囲の環境は高知の方が圧倒的に◎

 

 

利便性や周囲の環境については、圧倒的に、高知の方が暮らしやすいように思います。

東京に住んでいた頃の最寄りのスーパーは「まいばすけっと」(駅に併設されているタイプの狭小店舗)で、野菜や肉の種類は少ないうえに割高、値引き品の競争率は高くすぐになくなるため、多少自炊をしても劇的にコストが下げられるというわけでもなく。

(余談ですが高知に住んでいる現在、お刺身などは半額のおつとめ品で購入しており、ほんの数百円でモリモリに食べられます。最高)

 

車を持っていても基本的には電車移動なので、交通費がかかるし電車内はやたら混んでいる……など、現在よりはるかに不便でストレスのかかる生活をしていました。

家の周辺の道路は朝昼晩ずっと交通量が多く、常に車の走行音を聞いていましたし、排気ガスもすごかったです。

 

もちろん、東京は電車に乗ればどこへでも行けてなんでも買えて、オシャレなカフェもたくさんあって……というメリットがありますが、とにもかくにも、なにをするにもお金がかかります。

「生活費を最小限にしたい」という観点からみると、地方に移住したのは大成功だったと言えます。

 

 

もっと田舎に引っ越すという選択肢もあり

 

以上、「家はボロいけど家賃下がるわ便利だわ環境もいいわ、地方移住サイコーでは!?」というお話でした。笑

 

現在住んでいるところの利便性を手放せば、もっと田舎に引越し、もっと家賃を下げるということも不可能ではありません。

場所によっては家賃5千円、1万円といったレベルの物件もあるのが田舎のすばらしいところで、仕事さえなんとかなれば、超低コストに生活することできます。

中古住宅が数百万円で売り出されていることも多いので、そういう物件を購入して自分たちで改修しながら暮らすというのも楽しそうだし、今後やってみたいことのうちのひとつです。

 

自分や同居人の仕事の都合などの折り合いをつけつつ、「とにかく家賃(毎月の固定費)を下げる」のを、今後も第1目標としていきたいと思っています。

 

 

広告