「正しい家計管理」は、お金の貯め方の参考書としておすすめです

 

正しい家計管理

 

 

この本は定期的に読み返して、節約や貯金に対するモチベーションを維持しています。

内容としては、結婚していてお子さんがいたりして、まさしく「家計」を任されている方を対象とした本だと思われます。

我が家は子どもこそいないものの、セミリタイアして週休5日生活をする、家や土地を買って「家賃を払わない生活」を手に入れる……などなどの野望があるため、せっせとお金を貯めているところです。

ですが、なかなか思うようには貯金が増えなかったり、そもそも「効率的なお金の貯め方」のようなものへの理解が浅い……という自覚もあるため、貯蓄や家計管理に関してはこのような本から知恵を借りるようにしています。

 

 

どんぶり勘定は恐ろしい

 

(略)「どんぶり勘定」で、家計の実態が見えていないのは、非常に恐ろしいことです。収入が低いことよりも、実態が見えていないことのほうが怖いと私は思います。
どんぶり勘定だと、自分がどんな生活をして、どんなことにお金を使ってきたのかがまったく見えません。「たまたま1万円余ったからよしとしよう」では問題点に気付くことも、改善することもできないのです。
(略)
どんぶり勘定をやめると、気持ちよくお金が使えるようになります。同時に、支出をがまんするときもストレスがなくなります。お金を使うにせよ、がまんするにせよ、それが自分と家族の夢に繋がっていることが実感できます。

 

私は家計簿をつけはじめて来年で4年目に突入しますが、年間の出費の総額は、1年ごとに数十%単位で下がっていっているということが、明確な数値で確認できています。
たとえば2017年⇒2018年の推移は、まだ確定ではありませんが、20%は確実に削減できている見込みです。

家計簿をつけているから生活費が下がっているのか、そうでないのかはわかりませんが、しっかりと貯金ができていること・生活費を下げられていることが見える化されることでやる気につながるし、今後の計画も立てやすくなります。

家計簿をつけることに慣れてしまうと、どんぶり勘定では収支額や家計の中身がまったくわからない手探り状態での生活になるということで、その状態はあまりにおっかなく感じます。

生活費を削減するにしろ、逆に生活レベルを上げるにしろ、どちらにしても数値として見える化しておくことで、しっかり家計をコントロールできているという安心感が得られます。

 

 

「自分の資産」がいくらあるのかを把握する

 

ひとまず、序盤に解説されている「自分のプラスの財産・マイナスの財産をすべて書き出して【純資産】を割り出す」という方法を参考に、家計簿をバージョンアップさせました。

プラスの財産とは、財布の中身や手持ちのすべての通帳の残高や株、不動産などのすべて。
マイナスの財産とは、ローンの残高のこと。

私は今のところローンを組んではいないので、

  • お給料が振り込まれる銀行口座
  • 月々の生活費を移しておくためのゆうちょ銀行口座
  • 財布の中身
  • メルカリやポイントサイトなどの副業で得たお金を振り込むための銀行口座

この4つの口座の残高を月ごとに記録して、「純資産推移表」を作成し、推移を見守っていくことにしています。

 

 

家計簿をつけるまでは「貯金しているつもり」になっていただけだった

 

このやり方で自分の財産を管理しはじめて気づいたことは、「今まで自分はどちらかというと貯金ができているほうだと思っていたけど、実際はぜんぜんちゃんとできていなかった……」ということです。

私は以前、毎月のお給料が振り込まれたその日に一定額を貯金口座に移し、その口座からはお金を引き落とさないようにするという貯金の方法をとっていました。

ですが、クレジットカードの引き落とし先をこの銀行口座にしていたために、自分で想像していた毎月の貯金額と実際の貯金額にズレが生じていたことがわかりました。
どうやらカードを使いすぎている自覚が薄かったようです。

「収支の見える化」ができておらず、完全にイメージだけで「私は毎月○万円ぐらいは貯金している!」と思いこんでいたのですが、計算してみると、実際の貯金額はそのイメージをだいぶ下回ってました。

 

「これではいかん……」と思い立ってしっかりと家計簿をつけるようにして以降は、貯金額を「ふんわりとしたイメージで把握する」というようなザツなことはしなくなり笑、具体的な数字で把握するようになりました。

 

 

予算管理のない家計簿に意味はない

 

予算のプランニングは、青天井になりがちな支出に上限を設け、支出が収入を上回らないシステムを作る=純資産を増やすためには絶対に欠かせない作業です。予算を立てずに生活していると、支出は際限なく膨らみ、お金はいつの間にか、なくなっています。無計画に使ったお金を家計簿に書き留めても、意味がありません。

 

「費目ごとの予算を立てる」というやり方も、今年になってようやく真剣に考え始めた家計管理方法のひとつです。

「家計簿なんかつけても、過去のこと(使ってしまったお金)がただレコーディングされていくだけで、節約効果はない」というのはよく聞くことですが、それは「予算」=「使っていいお金の上限」が決まっていないために、家計簿が無駄遣いに歯止めをかける装置として機能していないということなのだと思います。

使ったお金を記録するだけではなく、しっかり毎月使えるお金を設定して、上限に達しないためにどうしたらいいかを考えなければ意味がないのだと、家計簿歴云年目にしてようやく実感しているところです……。

 

とはいえ、「毎月だいたいどのくらいのお金を使っているのか」がわからなければ、予算を立てることもできません。

まずは「使ったお金を把握する」ために、出費の記録としての家計簿をつけることを習慣化する、ということを出発点とするといいのではないかと思います。

 

 

 

 

「正しい家計管理」は、貯金のための根本的な考え方から、細かなテクニックのことまで、勉強になることがわかりやすく解説されている、家計管理初心者にとっての「参考書」のような存在です。

本の後半には実際に家計管理を担っている人の例なども載っていて、「よそのおうちはこんなふうにお金を使っているんだな~」と眺めるだけでもおもしろい。

読むだけでモチベーションアップになるので、どんぶり勘定をやめたい、お金を貯めたいと思っている人にはおすすめです。

 

 

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