【好きなもの100】「モノは好き、でも身軽に生きたい。」

 

私が断捨離やダウンサイジングを意識する、一番最初のきっかけになった本です。

 

 

この本に出会った頃は、「家にいてもなんとなく落ち着かない」をずっと抱えた状態だった

 

断捨離については、「言葉は知ってるけど、しょせん一時のブームでしょ」ぐらいに思っていた頃のことです。

当時はインテリアに凝るのが大好きで(今も好きですが)、この本もどちらかというと「インテリアの参考にしたい本」として購入した記憶があります。

ただその当時でも、「なんかうちにあるものの量が多い気がする」「いらないものを捨てられなくて、ため込んでいる気がする」という認識は、ぼんやりとではありますが持っていたように思います。

 

当時は同居人と2DKのアパート暮らしで、自分のものを収納できるスペースが狭く、服などはクローゼットと衣装ケースにぎゅうぎゅうに詰まっている状態でした。

ワードローブの中身をはっきりと意識して把握しはじめた頃の服の枚数は、約70着。

すごく多いというわけでもないけれど、すべてを均等に活用しきれているとも言い難い。
しかも古着で買ったものがほとんどで「なんとなくイマイチ」な服が多い、ビミョ~なワードローブでした。笑

 

服以外でも、雑貨やキッチン用品・化粧品・家具・ファブリックなど、あらゆるカテゴリで適正量(自分が無理なく扱いきれる範囲)を超えたアイテム数を所有していて、完全に「ものに振り回される生活」を送っていました。

 

 

「持ち物の棚卸し」の項がとても魅力的に見えた

 

「ものは好き~」には、本多さおりさんが手持ちの服や小物などいろいろなものを「カウントダウン」するページがあり、その中でご自分の「持ち物の棚卸し」をされていました。

このページがすごく魅力的に感じられました。

持っているアイテムの総数は、たとえばミニマリストの方のように「必要最小限を極めた」というかんじではないにしろ、本多さんが「持っているものをちゃんと把握して、それぞれのものをどれだけ活用できているかも認識している」という風に見受けられました。

この「自分のものを、各カテゴリの細部に至るまで、きちんと把握できている」かんじが、身軽でシンプルで、しかもものをちゃんと大切にしていていて、とてもかっこよく見えたのを覚えています。

 

この本を読んで、

「私は今、いろんなものを持っているけど、ひとつひとつをこんなに大事に思ったことがないなぁ」

「大事なものはもちろんあるはずなのに、それ以外の『そこまでではないもの』に紛れて、なにもかもあやふやになっているなぁ」

「というかそもそも『自分が持っているものの総量』がどのくらいかなんて、自分でもわからなくなっているなぁ」……

そんな風に感じました。

それが、断捨離やダウンシフトをはじめる、一番のきっかけになったように思います。

 

最近では「断捨離の入門書」のようなものは様々な作家さんのものを読むことができて、この本はそういう観点からみると、人によっては物足りないものかもしれません。

でも、この本は「ステキなものは好きだけど、なんでもかんでも買いこんで溜めこんでいればいいわけではない」というバランス感覚が心地よく、「好きなものに囲まれた、快適な生活」へとアプローチしてくれる一冊になると思います。

 

 

モノは好き、でも身軽に生きたい。

 

 

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