「フルサトをつくる」を読んで、もっと田舎に引っ越したくなった

 

暮らしの拠点は1か所でなくてもいい。
都会か田舎か、定住か移住かという二者択一を超えて、「当たり前」を生きられるもう一つの本拠地、“フルサト”をつくろう!
多拠点居住で、「生きる」、「楽しむ」を自給する暮らし方の実践レポート。

 

「帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方」という副題につられて買ったのですが、田舎暮らしへの憧れが一気に高まってしまいました。

私が今住んでいる高知県南国市は田舎といえば田舎なのですが、借りているアパートは住宅地にあるし、徒歩で行けるところにスーパーもコンビニもいくらでもあります。
移住をしたとはいえ、「便利さ」という観点では都会に住んでいた頃とさほど変わらない……というか、最寄りのスーパーの近さだけで見れば、はっきり言って「都会に住んでいた頃より便利」です。

なので、あまり「田舎暮らしをしている!」という実感はありません。
「田舎」を感じられるのは、自転車や車でウロウロしていると突如として広大な畑や田んぼに出くわしたり、トイレが汲み取り式だったりするときぐらいでしょうか……。

 

 

現在の家のメリットとデメリット

 

メリット

  • 徒歩圏内に大型スーパーがある
  • 小さいとはいえ畑がある
  • 実家が近い
  • 車で30分も走れば中心街やイオンモールに行ける
  • 自宅周辺にカフェが多い
  • PC作業のできるコンビニが近い
  • 派遣の求人が豊富

 

デメリット

  • 意を決して移住したわりには、いまひとつ中途半端感が否めない
  • 日当たりがいまいちなので畑の野菜が育ちにくい
  • 住宅地なので窮屈感がある
  • 賃貸なのでインテリアで遊べる要素が限られる
  • 動物が飼えない

 

 

もっと田舎に暮らした場合のメリットとデメリット

 

メリット

  • 広い庭や畑があれば、作れる野菜やできることが増える
  • ずっと飼ってみたかった猫や鶏が飼える
  • 自分で家を改装することができる
  • 小屋のセルフビルドに挑戦できる
  • 自分のお店も作れる
  • 家賃や生活費を下げられる
  • 自給自足やセルフビルドなどの生活スキルが向上する

 

デメリット

  • 中心地まで出るのに時間がかかる
  • スーパーやコンビニが近くにあるとは限らない
  • 車が手放せなくなる
  • 高知の場合、海沿いは津波が心配だし、山は土砂崩れが心配
  • 仕事がない

 

 

まとめとしては、

  • 今の家に住んでいる方が、「派遣でガッツリ働いて貯金する」などということがやりやすいし、生活するうえで便利なこと(お金で解決できること)が多い
  • もっと田舎に引っ越した場合、貯金はできないかもしれないけど、かねてからやりたかったことができるようになる

というかんじですね。

タイミングを見計らったり移住先をリサーチする必要はありそうですが、もっと田舎に引っ越すのもぜんぜんアリだなと思っています。

 

 

自給力を鍛えてスキルアップする

 

「食う困らない」フルサトを作るためには、中途半端に年収を上げるより「自給力」を鍛えるのが有効だという解説が目から鱗だったのでご紹介します。

 

「家計と自給力について」

現代人は「で、年収いくら?」みたいな話に注目しがちだが、「で、あなたの自給力はどんぐらい?」と聞く人はいない。(中略)具体的には、年収が200万円でも自給力が300万円、つまり300万円の価値があることを自力で作り出せれば500万円の価値がある生活が送れる、という考え方である。

たとえば、家のフルリフォームを完全外注すると300万円ぐらいが消える。

年収200万円の人と、倍の年収400万円の人を比較してみよう。年収400万円あっても、リフォームが自給できない人の場合は300万円かかるとしたら、実質年収は100万円である。年収200万円の人が材料費50万円で自力でリフォームを済ませられたら、こちらは実質年収150万円。

リフォームを自給できた後者のほうが年収が低いにもかかわらず、実質的には残るお金は50万円多く、さらにはリフォーム技術も向上するうえ、リフォーム施工精度を自分でコントロールすることもできる。外注した場合はよい仕上がりになるかどうかは発注した業者さん次第である。

このように、どれだけサービスを自給できるかは、実質年収に大きな差となって出る。自給力をあげたほうが楽だし、コントロールできる生活の範囲が広がる、というのが私の意見である。

 

 

たとえばふだんの食事レベルでも、「外食をする」と「自炊をする」とでは、鍛えられる自給力にずいぶん差がつきます。
自分で作ればそれだけ安上りだし、食事は日常的にすることなのでそれだけ自分の腕も上達します。

しかも使う食材は自分の畑や田んぼでとれた野菜と米と、飼っている鶏が産んだ卵と……となったら、食事に関する自給力はかなりレベルの高いものになります。
ただ「田舎に暮らす」だけでも、自給力は自然と上がっていきそうな気がします。

引用したように自分で家をリフォームするところまで到達できれば、そこまで年収が多くなくても生活することができるし、なにより楽しそうです。

 

空き家になっている古い家を買ったり借りたりして、自分で直しながら生活して、畑で野菜を育ててという生活はかなり理想でもあるので、ぜひやってみたいことのひとつです。

本にもあるように、「都会と田舎での二拠点生活」までできるようになればやりたいことややれることの幅も広がるし、楽しい生活ができそうだな~と思います。

 

 

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