短期派遣をメイン収入にする、という働き方

 

2017年11月以降、現在に至るまで、短期の派遣の仕事をして食いつないでいます。

 

内容は事務仕事がメイン。
年末年始などの企業の繁忙期に、データ入力や書類整理などの簡単な仕事を外注するために短期的に雇われていたかんじです。

期間はだいたい1~2ヶ月程度。高知県で一般事務だと、時給は1,000円前後が多いようです。

実際に働いてみるとこれが存外に気楽で快適で、「生活費を稼ぐ+余裕のある時に貯金するだけなら、短期派遣でも十分やっていけるんじゃないだろうか?」と思いました。

 

 

短期派遣のメリット

 

いろいろな場所で働ける

 

1~2ヶ月単位の仕事をいろんな職場で繰り返すことになるので、必然的にいろいろな場所で働くことになります。
新しい環境や慣れない場所で働くのが苦手という人にとってはデメリットですが、様々な仕事の環境を職場見学のような感覚で見てみたい・体験してみたいという人にとっては、これ以上なく楽しく働けると思います。

場所だけでなくいろいろな人に会うこともできるので、人見知りしない人、社交的な人にも向いています。

 

 

しがらみがなく、職場の人と無理に仲良くしなくてもいい

 

私の場合、いろいろな人に会うことができ、なおかつ「その人達と無理に仲良くしなくていい」という点で、短期派遣という働き方が性に合っています。
いろんな人に会っていろんな生き方や考え方を見ることができるけど、今後ずっとその人達と付き合っていくわけではないので、無理に迎合しなくていいというのはとても気楽。

長く働いているとそこの「ボス」みたいな人に嫌われてしまうとどうしようもなくなるということもありますが、短期派遣なら相手も「まあすぐにいなくなる人だし」ぐらいの、わりとフラットな対応をしてくれることも多いです。

 

 

(タイミングさえ合えば、)働きたい時に働きたいだけ働ける

 

私は「貯金が尽きてきたから、手っ取り早くフルタイムに身体を慣らすために、短期から再開しようかな」という軽いノリで仕事をはじめました。
そういう「とにかく今、働きたい、お金が欲しい」と思ったときに、自分が働きたいだけ働けるというのは正社員や長期のバイトなどにはないメリットです。

ただそういうタイミングで都合よく求人があるとは限らないので、ある程度の猶予を設けて、すぐに仕事が見つからなくてもなんとかなるような態勢は整えておくべきかと思われます。

 

 

アルバイトに比べて時給が高め

 

仕事内容にもよりますが、だいたい同じ地域のコンビニのアルバイトなどの1.5倍ほどの時給が出ます。
事務仕事などであれば、もしかしたらコンビニのアルバイトよりも仕事は楽かもしれません。

 

 

貯金もできる(生活の縮小は必須)

 

無駄遣いをせず生活の縮小や最適化ができていれば、派遣の給料ひと月分で、2ヶ月分ぐらいの生活費を稼ぐことができます。
高知の田舎の時給でも貯金ができるくらいなので、都会の時給だったらもっと余裕のある生活ができるのではないかと思います(そのぶん家賃が高ければ意味がありませんが……)

 

 

複業的に働くことができる

 

派遣はフルタイムで働いても残業が発生しにくい(したとしてもガッツリ割増しで時給がもらえる)ので、余暇の時間が充分にとれるというのは大きいメリットです。
余った時間を趣味にあてたり、また別の仕事をしてダブルインカム的な稼ぎ方をすることもできます。

さらに短期での就業となれば、「1ヶ月間は派遣で働いて、次の1ヶ月は趣味のマネタイズに集中する」「冬は都会で派遣、夏は田舎で就農する」「半年働いて、半年休む」というような、かなりフレキシブルな働き方ができます。

 

 

短期派遣のデメリット

 

自分が働きたいタイミングで求人があるかわからない

 

職種やエリアを絞りすぎるとなかなか見つかりません。
東京やその近郊などの都会なら、短期派遣の求人も田舎とは比べ物にならないくらい多様だと思うので、都会に住んでいる人はかなり有利。

住むところ(マンスリーマンションやシェアハウスなどでも)があるなら、他県に出稼ぎに行くというのもひとつの手かなと思います。

 

 

ある程度のコミュ力が必要

 

色々な職場を転々とすることになるので、色々な人との出会いがあります。
しかも仕事の内容はまったく馴染みがないことや、経験不足で自分では判断のつかないことが多いです。
そういう時にはどうしてもその職場の社員の人や、そこにずっと務めている人の指示を仰がなければいけないので、必然的にある程度のコミュニケーション能力が必要になります。

自分の判断でおかしなことをしてまうとかえって迷惑をかけてしまうこともあるので、質問は積極的にした方がいいと思うのですが、あまりよく知らない人に質問をしたり話かけるのが苦手だったりすると、かなり居心地の悪い思いをすることになります。

 

 

職場環境がいいとは限らない

 

また、仮に自分に必要最低限のコミュ力が備わっていたとしても、その職場の環境が「全員があまりに忙しそうで話しかけるタイミングがない」とか「話しかけるとあからさまにめんどうそうな顔をされる」というパターンもあります。
こればかりは運なのですが、そうなったとしても自己判断でわけのわからないことをしてしまうよりはいくらかマシだと思い切って話しかけるしかないです。

どっちにしろ数ヶ月後にはもう顔を合わせることもなくなるような相手なので、嫌われてもウザがられてもいいやぐらいの心意気で、愛想よくいることが重要です。笑

こちらが愛想よくさえしていれば、基本的には優しい人が大多数だと思われます。

 

 

スキルが身につかない

 

事務だと単純なデータ入力作業や書類整理、販売だと品出しなど、仕事内容が「誰でもすぐにできる作業」に限られるので、仕事を通して専門的な知識や技術を身につけることができません。
長期の仕事の最大の利点である「働きながら(給料をもらいながら)自分のレベルアップもする」ということができない(やりにくい)のは、時給の多い少ないではかることのできないデメリットです。

でもまあ、長期の仕事でも雑用のような作業を頼まれることもあるし、意欲がなければスキルも上がらないので、正直「その人のモチベーション次第」みたいなところはあります。

「日銭を稼ぐ」という目的のみに特化するなら、簡単な作業をこなすだけで生活費が稼げるというのはメリットと言えなくもないかも。

 

 

安定しない

 

正社員や長期就業の安定感を捨てきれないという人は、短期派遣を繰り返すことに不安感があると思われます。
短期派遣だと厚生年金などに加入できないので、将来が不安という人も多いかと。

そのような将来に対する不安感が強い人は、メリットよりも「不安定である」というデメリットの方が気になって、楽しく働くことができなくなってしまうかもしれません。

 

 

 

派遣社員の中には短期派遣を繰り返しながらもう何年もになるという人もいたりして(50代くらいの女性でした)、なんて気ままでいい働き方なんだ……と思ってしまいました。

長期のほうが保険がきいたり収入が安定しているというのはまちがいないのですが、短期派遣の気楽さや、「働きたい時に働く、働きたくない時は働かない」という自由さも捨てがたいものがあります。

 

また、かなり裏技的なパターンで、運さえよければ(そしてがんばりが認められれば)短期の予定で入った職場に「よければパートとして長期で働かないか」という提案をされたりもします。
販売の仕事だと、その職場で欠員がでて次に採用される人がくるまでのつなぎとして短期で雇われたはずが、そのまま長期雇用にスライドしたという話はよく聞きます(私もそのようなかたちでパート採用されたことがあります。実は派遣会社的にはNGらしいですけど……)

その職場の雰囲気がいいかんじだったり、仕事内容に興味がわいて「もっとこの仕事に詳しくなりたい!」と思うようになれたら、その職場で引き続き長期雇用されるというのは魅力的なお話ですよね。

もちろん「えっ嫌だな~」と思ったらなんの気兼ねもなく「次の職場が決まってるので……」などと言ってかわすこともできるので、「とりあえず短期で入って、職場が気に入れば(気に入られれば)長期雇用」というワンチャンスを狙うのも、働き方の選択肢としてはおおいにアリではないかな~なんて思います。

 

 

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